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■腰痛の3大原因

腰痛がおきる3大原因といわれている「骨格のゆがみ」「筋力の低下」「血行不良」。ここでは、「骨格」が原因でおこる腰痛のメカニズムを紹介します。

□骨格のゆがみが、腰痛をおこす

1.体を支える背骨と腰の関係を知ろう

人の体を支える背骨と腰のしくみを理解してみましょう。

身体の要・背骨のしくみ

背骨のしくみ人の身体の要となる背骨。背骨は、1本につながった骨ではなく、短い骨(椎骨)が32~34個積み重なってできています。そして椎骨と椎骨の間には、椎間板と呼ばれるクッションがあります。
背骨を細かく見れば、首には7個の頚椎があり、胸には12個の胸椎、腰には5個の腰椎、その下に1個の仙骨(仙椎5個から成る)と1個の尾骨(個人差があり尾椎3~5個から成る)で構成されています。

背骨は横からみると、S字カーブを描くように湾曲しており、これを生理的弯曲といいます。これが2足歩行になった人の体の重みを、効率よく支える構造と機能を果たしています。

神経と背骨のしくみ

背骨を構成する椎骨には、椎孔と呼ばれる孔があいていて、これらがつながり1本のパイプのようになっています。これが背柱管です。

背柱管の中には、脊髄という重要な神経が脳から腰椎のあたりまで走っています。そして腰椎で脊髄神経がほぐれ、下肢を支配する馬尾神経がはじまっています。
神経は、外部からのさまざまな刺激を知覚して、体の各部分へ情報を伝達したり、刺激に応じて内臓や組織の機能を調整したりする重要な役割を担っています。

2.骨格が原因で腰痛がおこるメカニズム

人は他の動物に比べて、はるかに腰痛になりやすいといわれています。「腰痛は2足歩行になった人類の宿命」とまでいわれているほどです。それはなぜなのでしょうか。

首・肩・腰は、もっとも負担がかかる箇所

人類が2足歩行するようになってから、腕が肩からぶらさがり、首や肩に大きな負担がかかることになりました。また2本の足で全体重を支えるようになったことで、足や腰にもまた集中的に負担がかかるようになりました。肩こりと腰痛は、2足歩行をする人の骨格が原因でおこりやすい症状なのです。

立つことによって、常に脊椎は重い上体を支えることになり、特に腰椎には大きな負担がかかっています。立っているときだけでなく、歩いたり、体をひねったり、起こしたり、伸ばしたり、さまざまな動作をするたびに腰にはストレスがかかります。そのストレスが重なって腰椎が耐え切れなくなると、ゆがんだり変形したりして脊髄を圧迫するようになります。それが腰痛となってあらわれてきます。

加齢による骨の変形も

また歳をとると、椎間板などの関節部分の水分が失われ、外部から急激な力が加わると、軟骨が変形し、神経を圧迫して痛みをおこすこともあります。
この場合、腰椎が変形すると腰痛になりますが、頸椎が同じように変形すると肩こりを発症します。

□骨格構造が原因でおこる腰の病気

腰椎椎間板ヘルニア骨格構造が原因でおこる腰痛には、主に次のような病気があります。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎は5個の椎骨で構成されています。この椎骨と椎骨の間には椎間板があり、腰椎に加わる力を均等に分散させクッションの働きをしていますが、老化などが原因でこの椎間板が圧迫されると、中の髄核が押し出されてしまい、神経を圧迫していきます。そのため腰痛がおこります。

腰部脊柱管狭窄症

背骨には、頸椎から仙骨まで構成している椎骨があります。この椎骨には椎孔という穴があいてつながっており、1本のパイプのようになっています。これを背柱管といいます。その中を重要な神経である脊髄が通っています。腰部の背柱管が押しつぶされると、中を通っている神経が圧迫されて腰痛やしびれをおこします。

腰部脊柱管狭窄症

腰部変形性脊椎症腰部変形性脊椎症

椎骨と椎骨の間で、クッションのような役目をしている椎間板が、加齢や姿勢の悪さなどが原因で薄くなったり、背椎の骨が増殖してとげのようなものができたりして、腰痛をおこします。ひどくなると、おしりから下肢の後ろ側まで痛みが広がることもあります。

骨粗鬆症

骨粗鬆症加齢とともに骨のカルシウムが流出して骨量が減り、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。この病気は、背骨にもっともおこりやすく、少しの衝撃で骨がつぶれる圧迫骨折を招いて、腰痛や脊椎の病気になります。

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